Prometheusについて、書いていきます。
Prometheusとは、CPU使用率、メモリ使用率などのリソース情報を収集して監視したり表示したりするソフトウェアです。
大きく2つの構成から成り立っています。
Prometheusの構成
①Prometheus本体
→リソース情報を収集し監視する
②Exporter
→Prometheus本体にリソース情報を渡す役割
Prometheus本体とExporterについて詳しく見ていきます!
Prometheus本体について
Prometheusの特徴として以下の点が挙げられます。
- 監視対象サーバのExporterを呼び出しリソース情報を収集する
- 監視対象のサーバを自動検知する
- サーバを増やすたびに関し設定を変更する必要がない
Exporterについて
Exporterの特徴として以下の点が挙げられます。
- Prometheus本体にリソース情報を渡す役割
- 数多くのエクスポーターがある
- 多くのシステムに対応でき、様々なリソース情報を取得可能
Exporters and integrations | Prometheus
An open-source monitoring system with a dimensional data model, flexible query language, efficient time series database and modern alerting approach.
- エクスポーターの自作も可能
Prometheus用の自作Exporterを作成する - Qiita
自作Exporterの構築方法Motivationシェルなどを用いて独自のメトリクスを収集したいPrometheus用のExporterを自作しメトリクスを確認したい本当に最低限export…
Prometheusの凄いところ
Prometheusの凄いところは以下の2点だと思います。
スゴイところ
監視対象のサーバを自動検知できるところ
Exporterの種類が多いところ
またCloudWatchエージェントからPrometheusエクスポーターを呼び出すこともできます。詳しくは以下の記事をご参照ください。
AWS CloudWatch エージェントでPrometheus エクスポーターのメトリクスを取得する
cloudwatchとPrometheusの連携について記載しています。AWS ECSを監視する際にCloudWatch エージェントを使うことが多いと思うかCloudWatch エージェントで取得できるメトリクスは限られている。 そこで、Prometheusのエクスポーターを使うと取得できるマトリクスの幅が広がる