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MySQL5.7系から8系にアップデートする際に、checkForServerUpgradeで注意点を簡単にチェックする

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MySQL5.7のサポート期限は以下のようになっています。

Auroraでも2024年10月でサポート期限切れです!

MySQLバージョンMySQLAWS RDSのMySQLAWS AuroraのMySQL
5.72023年10月2024 年 2 月2024 年 10 月 31 日

(Aurora バージョン2)

8.02026年4月30日未定未定

(Aurora バージョン3)

Amazon RDS での MySQL のバージョン - Amazon Relational Database Service
Amazon RDS for MySQL のバージョンについて学びます。
Amazon Aurora バージョン - Amazon Aurora
Amazon Aurora のバージョンについて説明します。バージョンには、それぞれのバージョン番号、リリースサイクル、バージョン廃止のタイムラインなどがあります。

 

有償の延長サポートはあるようですが、MySQL8系へアップデートを検討する必要がある状態かと思います。

Amazon Aurora バージョン - Amazon Aurora
Amazon Aurora のバージョンについて説明します。バージョンには、それぞれのバージョン番号、リリースサイクル、バージョン廃止のタイムラインなどがあります。

 

checkForServerUpgradeコマンドを使うと簡単に、MySQL5.7系から8系にアップデートする際の互換性エラー・アップグレードの問題を確認できます。

fw_error_www
fw_error_www

checkForServerUpgradeコマンドについて

機能追加・廃止・予約語の追加などのMySQL8での変更により、MySQL5.7と非互換となっている箇所がないかチェックするツールです。簡単にチェックできるので、是非やってみましょ

ただし、checkForServerUpgradeで全ての問題を拾えるわけではないので、リリースノートの調査をして影響のチェックは必須です。

リリースノートのチェック漏れがないかのチェックざっくり影響内容を見たい場合に有効なコマンドかと思います。

checkForServerUpgradeを使ってみる

まず必要なものをインストールします!

MySQL shellのインストール

MySQL shellをインストールする必要があるので、以下のコマンドでインストールします。

sudo rpm --import https://repo.mysql.com/RPM-GPG-KEY-mysql-2023

→これを実行しないと「Error: GPG check FAILED」エラーになる

sudo yum install mysql-shell

これで準備完了なので、checkForServerUpgradeを実行してみます!

checkForServerUpgradeコマンドの実行

以下のようにcheckForServerUpgradeコマンドを実行できます。

# MySQLに接続する
mysqlsh -uroot

#checkForServerUpgradeコマンド実行!!!
util.checkForServerUpgrade()

まとめ

MySQL5.7系から8系にアップデートする際に使える便利なcheckForServerUpgradeコマンドについて記載しました。よかったらお試しくださーい